2016年02月29日

サニタリオ・除菌消臭液は誇大妄想の偽装商品! 高価だが皮膚病は治らない! 安価なひば油で治る!

 犬の除菌、消臭を売り物にしているサニタリオという商品は誇大妄想癖のある輩が販売している偽装商品だ。
信頼できる科学的な根拠は表示してない。専門用語でいうエビデンス(Evidence)が曖昧模糊としている。いかがわしい商品だ。一言でいうと詐欺商品だ。
その上に、きわめて高価だ。ぼったくり商品だ。500mlほどの水溶液で一万円もする。

 その水溶液の化学成分名は具体的には表示されてない。酸化チタンなどの化学物質の一般的な説明がされているだけだ。
 犬用詐欺商品には成分名を書いてないものが多い。
人用の除菌、消臭液として販売すると法律違反として取り締まりの対象になる。

 例えば、人用シャンプーの容器にはその化学成分名がすべて書かれている。書いてないものは販売すると不良商品として販売禁止になる。
ところが、犬用シャンプーの容器には、その成分名の記載はない。ご家庭にあるから、ご自分で確認できる。
言い換えると、犬用シャンプーは高価なだけで、その安全性は保証されてない不良商品だ。
詳細は犬用シャンプーより人用が安全で安いぞ! 偽装だらけの愛犬の世界6にある。

 このサニタリオも同じだ。具体的に成分名を記載してない商品はインチキ商品だ。
水道水に何かわけのわからないものを入れただけの水溶液だと見る方が順当だ。

 そのサニタリオの製造販売業者は京都府舞鶴市にあるとのこと。店長名だけがネット上に公表されている。その会社の資本金や従業員数などは闇に包まれている。その社長名も隠ぺいしている。
その店長がそのサニタリオ販売の全責任を負っているとでもいうのか。まともな企業経営ではない。

 その店長が持っているという資格は、民間の怪しげな資格だ。あってもなくてもどうでもいいような資格だ。
そのような価値のない資格を、いかにも大事そうにネット上に公開している輩には、化学に関する専門的な学識や経験はない。つまり、酸化チタンを用いた光触媒に関する研究や発明はできない。
酸化チタンに紫外線を照射して所定の研究結果を得るには化学的専門的な知見が不可欠だ。
そのような専門の研究者でも紫外線の照射で真菌(カビ)性細菌を殺菌できる手法を見つけることは至難のことだ。もし発見発明できたら、化学の研究者としては名誉なことだ。
しかし、なかなかその目的を達成できないのが実情だ。

 言い換えると、どこにでもいるような兄ちゃんたちに、鉱物の酸化チタンを使って水溶液にして、それを噴霧すれば、除菌、消臭できる商品を開発できるわけがない。できたというなら、その学術論文の所在の明示を求める。

 学術論文の明示もないのに、サニタリオには次のような薬効があると宣伝広告をするのは、誇大広告というよりも虚偽広告だ。つまり、詐欺だ。犯罪だ。

・鳥インフルエンウイルスを99%抑制
・カビ菌を分解・除去!
・抗菌・除菌! ノロウイルス、0−157などの大腸菌や黄色ブドウ球菌などを分解!
・脱臭・防汚! アンモニアなどをスピード脱臭!

 次の東京農工大学農学部の学術論文に、酸化チタンは紫外線を照射しても「マラセチアに対しては殺菌、殺細胞作用はほとんど見られなかった」とある。
マラセチアとは、真菌性(カビや酵母)細菌の一種だ。
つまり、酸化チタンを触媒にして紫外線を照射する手法では真菌性細菌は殺菌できない。
細菌性の皮膚炎である膿皮症は、酸化チタンを光触媒として紫外線(UV)を照射すると殺菌できたとのこと。

 しかし、サニタリオは一般家庭で使うものなので、紫外線照射機を使わずに、酸化チタンに日光や蛍光灯の光をあてただけでは細菌性の細菌さえも殺菌できないとみるのが科学的な常識だ。
つまり、サニタリオでは犬の皮膚病は治らない。インチキ商品だ。

 また、サニタリオで犬の皮膚炎が治ったという信頼できる記述がネット上にはない。
あるのは、その販売業者の宣伝広告や愛犬家に成りすました業者の丸写しの記事だけだ。

 酸化チタンを光触媒として殺菌作用を発現させるには紫外線(UV)を照射する必要がある。普通の可視光では殺菌作用は発現しない。
研究室や病院などで使用している紫外線照射ランプは紫外線を約90%放射する。
病院などの壁や床には酸化チタンがコーティングされていて、そこに紫外線照射ランプで紫外線を放射して殺菌している。そのランプをブラックライトという。
酸化チタンを光触媒として酸化還元作用に応用して殺菌効果をもたらしている実例はこのコーティング・ブラックライト方式だけだ。他には実用化されているものはない。

 一方、日光の中の紫外線の割合は、季節や地域によって変動するが、平均約5%だ。蛍光灯の紫外線の割合も約5%だ。 
つまり、日光や蛍光灯の弱い紫外線量では、酸化チタンを用いても殺菌効果は期待できない。細菌の繁殖力の方が優勢になる。

 また、酸化チタンはいわば、鉱物だ。水には溶けない
溶かすには、高分子電解質のポリアクリル酸(PAA)で化学的に修飾する必要がある。まだ、研究室レベルの段階であり、実用化はされてない。
実用化ができると、医療や公衆衛生面での化学物質や細菌のなどの分解に利用が期待されている段階だ。

 サニタリオのように、犬用の殺菌・消臭については、世の中の技術進歩に先駆けがけて実用化ができて、商品化もできているというのは不可解なことだ。
酸化チタンを皮膚に塗布し、普通の日光を浴びていれば、犬の皮膚病が治せる方法を実用化するには多大な資金がいる。何億、何十億になるだろう。膨大な研究・開発費が必要だ。多くの研究設備だけでなく、最先端の化学的素養のある多くの研究者が必要だ。
研究開発が完成した後は、工場建設費も不可欠だ。

 そのようなことが弱小零細企業ができる筈がない。
サニタリオの製造販売業者は、その実態を隠しているのが実情だ。店長と名乗る男が顔写真を公開しているだけだ。
ネット上に顔写真を公開するのは詐欺師の常套手段だ。
まともな会社は、そのようなことはしない。タレントのように顔が売り物ではないからだ。

 上記のようにサニタリオの宣伝広告文には「鳥インフルエンウイルスを99%抑制できる」とある。
それが事実なら、ニワトリがインフルエンザに感染した場合には、発生地点の5〜10Km範囲のニワトリは、何万匹もすべて死滅させている。全国への感染拡大を防止するためだ。養鶏業者には国の補償があるようだが、残酷きわまる処置だ。
 サニタリオが鳥インフルエンウイルスに対して殺菌効果があるというのが真実なら、国の衛生研究所などが着目するはずだが、そのような話は聞いたことがない。つまり、サニタリオはインチキ商品だとして専門分野の研究者からは無視されている。

単純に言い換えると、人の皮膚病に薬効のないサニタリオは犬の皮膚病にも薬効はない。

 なお、Sanitarioというロゴが宣伝広告に使われているので、英文字で検索してみた。
トイレの便器台の写真が最初に出るだけだ。
つまり、サニタリオは日本だけで販売されている詐欺商品だ。

 犬の皮膚病のほとんどは天然精油の安価なひば油で簡単に治る。
そのひば油は送料込み500円で入手できる。

 犬の皮膚病の殆どは細菌性皮膚病か、真菌性(カビや酵母)皮膚病だ。
上記学術論文にある膿皮症は細菌性皮膚病だ。脂漏症は真菌性皮膚病だ。そのいづれもひば油で簡単に治る。
獣医が何か月も治せない皮膚病、アレルギー性皮膚病、アトピー性皮膚病、自己免疫性皮膚病などもひば油で治る
詳細は犬の皮膚病の原因の分類とその治し方! 殆どの皮膚病はひば油で完治! 避妊去勢犬は困難!にある。

 愛犬の皮膚病がひば油で治ったとのお礼の投稿文集は次の随想集にある。
皮膚病はひば油で治る! その随想集


 余談

 獣医学の学術論文には、気楽に信用するとだまされるいかがわしい論文が多い。
世の中を惑わし、獣医界が儲けるために詐欺商法に転用することを最初から意図してた書いた論文が多い。
そのうち二つだけを例示する。

 1 犬にタマネギも心配しすぎ!適量は有益だ! 偽装だらけの犬の世界12

 2 キシリトール犬中毒説は捏造!有益無害! 唯一の火元は2006年米国獣医学誌の記事だ!  



関連随想集

 犬用医薬品にも詐欺商品が多い。その一例だけを上げる。
世界的に名の知られた医薬品メーカーの商品だからと安易に信用するとだまされる。
 アトピカ・免疫抑制剤でアトピー性皮膚炎を治す? 多種多様な副作用甚大! 理不尽な悪魔の薬剤!

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ニックネーム paroowner at 11:59| Comment(0) | サニタリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする